黒羽を出て県道二十七号線で那珂川に沿って南下し、いわむらかずお絵本の丘美術館、広重美術館のある馬頭へ向かいました。
 

那珂川を見下ろす山の上ですが標識がしっかり整備されています。標識を見落とさないように進めば辿り着けます。

ねずみさん家族をテーマにした14ひきシリーズ、かえるくんみんな自然の中で自然と一緒に暮らし、ほのぼのとした暖かさを感じさせてくれ、見る人に昔自分が過ごした心の中の原風景を思い起こさせてくれます。 

現在は今森光彦写真展/いわむらかずお絵本原画展が9/28までの日程で開催されています。

益子町に在住で、作品既にアメリカやヨーロッパなど世界十三カ国で翻訳され、世界的な絵本作家いわむらかずおさんの絵本美術館です。
絵本原画約60点の他、スケッチや取材資料などが展示されています。馬頭の豊かな自然の中にあって、近くにはえほんの丘農場のほか周辺の森林約10ヘクタールに、遊歩道や自然観察広場等が整備されていて絵本の世界を体験できる「フィールドミュージアム」としても人気があります。
美術館の前にはなだらかなくさっぱら広場が広がっています。こんな所で思いっ切り走り回るのもまた楽しみの一つになりますし、また周りの雑木林には野生動物、植物が沢山棲んでいそうです。それこそ絵本の世界ですね。
館内にはティールームやミュージアムショップ完備。月1?2回の「いわむらかずおのお話会」等も催されています。

☆いわむらかずお絵本の丘美術館☆
●入 館 料/大人900円 中高生700円 小学生500円 幼児300円
●開館時間/10:00〜17:00 (金曜日の閉館時間は19:00) 入場は閉館の30分前まで。
●休 館 日/月曜日(祝祭日のときは翌火曜日休館) 年末年始・展示替えのための臨時休業あり
●〒324-0611 栃木県那須郡馬頭町大字小砂3097  Tel 0287-92-5514

 
さて、ここまで来たのですから最後の締めくくりと馬頭町内の広重美術館へ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ところが、残念なことに休館日でした。火曜日なのに・・・・。丁度展示替えでの休館だったのです。

 

神戸の震災から程なくして一つのニュースが流れました。
神戸で広重の肉筆画が大量に発見された!と。
更にその絵が栃木県の馬頭町に寄贈されると言うことに。


この広重の絵は栃木県塩谷郡出身の青木藤作氏によって集められた物で「青木コレクション」と呼ばれ、大正から昭和初期にかけ収集され、広重の他日本洋画界の創始期の画家川村清雄や徳富蘇峰の書なども含まれる貴重な物でした。


そして、孫で絵本コーディネーターの青木久子さんが「いわむらかずお絵本の丘美術館」の開設に携わり、地域の人達の人柄や土地に惚れ込み、大切に保管し皆に役立ててくれるならと馬頭町に寄贈することを決められたのです。
馬頭町に決まるまでには岩村さんの大きな尽力もありました。


寄贈された町では、日本が世界に誇る芸術・浮世絵の貴重なコレクションを公開できる場として県や多くの一般の方たちの支援を受け、平成12年11月にこの美術館をオープンさせました。


美術館は広重の肉筆画など浮世絵や小林清親の版画、川村清雄の作品などを常時展示するほか、1,2ヶ月の期間の特別展・企画展を開催しています。
現在は
企画展「江戸の子ども浮世絵展」
平成15年7月3日(木)〜8月3日(日)
が行われています。


さて、この美術館の建物、何か見覚えありませんか? 平屋建てのゆったりとした大屋根、そしてこの長さ!

設計は「那須歴史探訪館」やSTONE PLAZAを手がけている隈研吾氏です。

県産材(八溝杉)を使ったルーバーからは優しい光が射してきています。床材はSTONE PLAZAと同じ芦野石で壁には烏山和紙なども使われ、地元の素材が活かされています。

そんな訳で広重鑑賞は出来ませんでした、また来ることにして近くの道の駅でアイスクリームを食べ帰途につきました。

えほんの丘   馬頭広重美術館
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