訪問日2003/11/16
 
   

   

 



 
 

栃木市の秋祭りでの巡行人形山車は5年に1度行われることになっています。

今年は本来なら巡行の年ではないのですが、今年は栃木商工会議所創立110周年に当たることから開催の運びになり、14,15,16日と多くの見物客を集め山車巡行が行われました。

抜けるような青空が広がる16日に行ってきました。

栃木市の山車は江戸型の枠仕立形式山車というそうで、3輪の車台の上が3層になっていて最上段には三国志の登場人物や、神武天皇など歴史上の人物の人形が飾られています。

県内で山車と言えばこの栃木市と、鹿沼市が名高いですが、鹿沼は台車の上に彫刻を施した屋台が乗る屋台形式で、その彫り物に見所があります。栃木の方は上に乗せられた人形と山車を包む見送幕など幕の絢爛さが見応えあります。

栃木市には万町一丁目に2台、二丁目に1台、三丁目に2台、倭町二丁目、三丁目、それに室町に各一台の計8台の人形山車があり、16日には6台の山車と倭町1丁目の獅子頭が出されていました。同じ町内で2台持っているので両方を引けないのでしょうね。出来れば全部の山車が出揃って町を練る姿を見たいものです。

高さ7bに及ぶ山車は迫力があり、その山車が巡行中にすれ違うときのぶっつけ(お囃子の競演)にも熱気がこもります。倭町2丁目の金棒引きの女性陣でしたか?ぶっつけではお相手の2町を圧倒する勢いでした。負けじと相手の町もお囃子に熱がこもり一段とぶっつけが盛り上がってきました。

通りがごった返すようにそれを取り巻く沢山の見物客の応援が更にお祭り気分を盛り上げてます。

栃木市の町をあげてのお祭りで、この山車の巡行をメインに市内の主立った企業が出店した栃木市産業と物産展や蔵の街ふるさと祭、盆栽展、栃木っ子茶屋、小江戸茶屋、蔵の街フリーマーケットなどが併催されまた数多くの屋台もでてお祭り好きの方はウキウキしてしまいそうです。

蔵の街として売り出している栃木市、まちなかには古き良き時代を忍ばせる建物が点在しており、栃木市生まれで「路傍の石」などを書いた文豪山本有三ふるさと記念館前にはこんな時代衣装を着た子供がいてチョッと古き時代にタイムスリップしたような錯覚が・・・・

お祭りでごった返していますが普段の街もまた素敵ではなかろうか?またゆっくり来てみるか?そんな感じをさせられた一日でした。