各地で夏祭り真っ盛りです。そんな中、烏山町の山あげ祭に行って来ました。宇都宮を9時過ぎにでて烏山の町に着いたのは10時ちょっと前。少し早かったかな?
でも、山あげ奉納余興が始まると町内では交通規制が行われ思うようなルートで町に入れなくなります。町内に車をおく場合には早く入るに越したことはないかも知れません。町ではJR烏山線での来訪を呼びかけています。
 
                 
烏山町の山あげ祭の歴史は古く、450年も前に始まったとされる八雲神社への奉納余興です。国の重要無形民俗文化財に指定されています。

山とは左の写真の舞台後ろに設置された背景で、舞台後方約100bくらいの間に前山、中山、大山とあげられます。

野外に据えられる山は木組みに地元特産の烏山和紙が貼られ背景が描かれていて、毎年当番の町で作られているようです。

舞台から背景の山まで全て移動できるようになっていて、一つの演目を終えると場所を移動し又別の場所に舞台を設置し演じられます。いわば野外移動立体劇場での歌舞伎とでもいうもので他には類を見ないものです。

町をあげてのお祭りで、若衆達の統制のとれた舞台設置もまた見物となります。
                   
出し物としては「将門」「戻り橋」「吉野山」「蛇姫様」「関の扉」「宗清」などがあるそうで、これらが常磐津の三味線にのって演じられます。

今年演じられたのは3日間16公演中「将門」11回、吉野山2回、蛇姫様2回そして「関の扉です。

今回みた「将門」は浄瑠璃や踊りにもなっており、山あげに良くマッチしていることから最も多く演じられているそうです。

『平将門滅亡の後、その娘、滝夜叉姫は、ガマの妖術を使って再興を図ろうとします。討伐に来た大宅太郎光圀を色仕掛けで味方に引き入れようとしますが見破られて立ち回りになる』(観光協会パンフより)と言った筋書きです。
                   
山あげ祭は7月の第4土曜日を含む金、土、日の3日間行われ、烏山町あげてのお祭りとなります。疫病災厄を地元八雲神社に祈願したが本祭で、その奉納余興として今の山あげ祭が位置づけられるのでしょうね。
  奉納余興は町の通りに、上の図のような舞台を作って、背景に山を立てて演じられます。それこそ野外劇場です。
昼間だけでなく夜暗くなってからの上演もあり、ライトアップされた中での舞台は昼間の物とはまた違った趣があります。
 
LINK:烏山観光協会へ

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